キリスト教とリベラリズム(自由主義神学)(2023年2月)

 

テーブルトーク誌2023年2月号では、J・G・メイチェン著『キリスト教とは何か(原題:Christianity and Liberalism)』の100周年を記念して、この本の主張を今日の教会に適用する記事を特集します。メイチェンは、長老派教会における神学的リベラリズムに対抗する一貫として、『キリスト教とは何か』を執筆し、神学的リベラリズムは、保守的かつ聖書的キリスト教とはまったく異なる宗教であることを明確に示しました。神学的リベラリズムに対していかなる点でも妥協することは、教会を破滅の道へと追いやることになると、彼は断言しています。教会内外において、さまざまな脅威に直面している今日の福音主義には、メイチェンの時代とは異なる戦いではあるかもしれませんが、なおも神学的リベラリズムとの妥協を誘う声が聞こえてきます。今月号のテーブルトーク誌では、メイチェンの著作の重要性を見直し、その教訓を今日私たちが直面している問題に適用していきたいと思います。

 

 
2025年02月22日(木)

アメリカの教会における近代主義との対立

ウェストミンスター神学校でJ・G・メイチェンとともに初期の教授として加わったアラン・マクレーは、過去にこのような見解を述べています。「キリストの教会の全歴史を通して、真理を保つための絶え間ない格闘があった」 その永続的な格闘は、1890年から1930年代にかけて、かなり激しいかたちを取りました。
2025年03月06日(木)

聖書

信仰のみによる義認をめぐる宗教改革の戦いは激しいものでしたが、ローマ・カトリック教会との最も激しい戦いは権威に関するものであったという見解は正しいでしょう。