リゴニアのブログ

賜物に満ちた牧師や聖書学の教師による、聖書的、神学的、実践的テーマに関する示唆に富む記事を掲載し、クリスチャンの信仰の成長を励まします。


 


2024年07月15日(木)

レビ記について知っておくべき三つのこと

クリスチャンはみな、神のご計画のすべてに耳を傾けるべきです。これはつまり、聖書のことばの全体的な広がりを黙想することでもあります。私たちはそれを達成しようとする中で、自然と惹かれる聖書の書物もあれば、正直なところあまり惹かれない書物もあることに気付くのではないでしょうか。
2024年07月14日(木)

出エジプト記について知っておくべき三つのこと

出エジプト記を教えていて感じるのですが、ほとんどの学生は、この書物の著者がいかにエジプトの文化にどっぷり浸かっているかに注目していません。今日の教会の多くについても、同じことが言えると思います。ユダヤ教とキリスト教の伝統は、双方とも、出エジプト記の著者はモーセであるとしています。
2024年07月12日(木)

創世記について知っておくべき三つのこと

現代創世記を読む人の多くは、これが精密に構成された文学作品であるとは捉えていないでしょう。私たちは、この書物を断片的に読むことに慣れてしまったようです。クリスチャンが公の場で、または個人的に聖書を読むとき、その読み方は創世記を一つのまとまった書物として理解すべきだという考えからは離れています。その結果、創世記の重要な側面が見逃されているのです。ここでは、創世記の三つの重要な特徴を確認していきましょう。
2024年07月10日(木)

使徒ペテロについて知っておくべき五つのこと

使徒ペテロは、初代教会の歴史においてパウロに匹敵するほどの影響を与えたと言える、唯一の使徒です。彼の名前はシモンでしたが(マタイ4:18; マルコ1:16; ルカ5:4)、イエスから与えられたアラム語のあだ名であるケファ(「岩」の意)のギリシャ語訳、ペトロスとして、最もよく知られるようになりました(マタイ16:18)。
2024年07月03日(木)

三位一体の教理について知っておくべき五つのこと

1. 三位一体の教理は、キリスト教において最も基本的な教理の一つである キリスト教の神の教理は三位一体の教理であり、キリスト教の神の教理は他のすべてのキリスト教の教理の基礎です。聖書は神のことばですから、神の教理と結びついていない聖書の教理(聖書論)というものは存在しません。
2024年06月27日(木)

マルティン・ルターについて知っておくべき五つのこと

1. マルティン・ルターは成人してからおよそ3週間ごとに詩篇を読み返した Sola Scriptura(ソラ・スクリプトゥラ)。このラテン語は、「聖書のみ」という意味です。これは、教理、教会における実践、そしてクリスチャン生活において、聖書のみが最終的な権威であることを意味します。宗教改革の初期、ルターはこの主張のために戦いました。
2024年06月27日(木)

聖化について知っておくべき五つのこと

聖化の簡潔な定義をお探しなら、おそらくウェストミンスター小教理問答にある定義にまさるものはないでしょう。問35の答えに、ウェストミンスターの神学者たちはこう記しています。「聖化は、神の一方的恵みによる御業です。それによって私たちは、人間全体にわたり神のかたちにしたがって新しくされ、ますます罪に死に義に生きることができるものとされるのです」 これは聖化の漸進的な性質の正確な定義ですが、聖書は、聖化の他の重要な側面も示しています。
2024年06月26日(木)

ジャン・カルヴァンについて知っておくべき五つのこと

1. ジャン・カルヴァンは自身の教会・宣教・家庭から追い出された ジュネーヴでの宣教の働きを初めてから2年も経たないうちに、当時29歳のジャン・カルヴァン(1509-64)は、2日前にジュネーヴを去るようにとの通告を受け、教会からも宣教からも家庭からも追い出されました。
2024年03月21日(木)

見える教会における奉仕の働き

教会について考えるときに有益な神学的な区別の一つに、教会の見える性質と見えない性質があります。これは一つである教会は神と私たち、二つの視点から捉えることができる、という意味です。神の視点から見ると教会は選民と同一です。教会はキリストに贖われ、聖霊によって新生され、神との生きた交わりに生きる民です。これが「ご自身の血をもって買い取られた神の教会」(使徒20:28)です。