新約聖書書簡

2011年1月号のテーブルトーク誌では、新約聖書の書簡の概観を提示することを目指しています。特に新約聖書の書簡がどのように教会を励まし、奨励しているかに注目します。



 

 
2023年01月13日(木)

真理(全体)の一致

私たちはえこひいきに走りがちです。好みを持つだけでなく、自分が選んだ好みを確立させ、誇りに思うのが私たちの習性です。何かを特別扱いし、好きなものを支持し、皆同じものを特別扱いすべき理由を示そうとアピールします。
2023年01月18日(木)

パウロが記した恵み

パウロの手紙は、イエス・キリストにおける神の栄光を中心としています。パウロが宣べ伝えた福音は、基本的に神の御子、主イエス・キリストに関するものでした(ローマ1:2-4)。
2023年01月20日(木)

ペテロの手紙とユダの手紙にある希望

教会の最初の時代から、クリスチャンたちは困難に直面してきました。罪のある人生に元来から住みつく誘惑や苦難から、偽教師によってもたらされる試練に至るまで、クリスチャンとして生きることは容易ではありません。
2023年01月23日(木)

今こそヘブル人への手紙の(再)発見を

新約聖書の書簡の中でも、ヘブル人への手紙は多くのクリスチャンにとって奇妙で異質なものであるようです。読者は、この書簡の中で、メルキゼデクやアロン、御使いやモーセ、いけにえや祭司の世界に足を踏み入れます。非常に旧約聖書的であり、複雑で、しかも混乱させられるようです。
2023年01月25日(木)

キリストの神性と教会

教会のいのちと健康にとって、キリストの神性ほど重要な聖書的真理はありません。この真理は旧約聖書の中に種として存在していますが(詩篇45:6-7; 110:1; イザヤ9:6; ダニエル7:13-14)、新約聖書ではその種が満開の花になります。
2023年01月27日(木)

魂を形成させてくれる福音の現実:デイビッド・ウェルズ氏へのインタビュー

テーブルトーク誌(以下TT):聖書以外で、この1年間に読んだ本のうち最も影響を受けた本は何でしたか?
2023年01月31日(木)

赤ん坊の言葉という尊い贈りもの

人間の言葉というものは尊いものです。言葉は人間と動物を区別します。また、言葉は私たちの最も高度な科学的発見や、最も深い感情の共有を可能にします。
2023年02月01日(木)

ヨハネの手紙における愛

ヨハネは福音書の中で、「ことば」であられるイエス・キリストについて読者に語りました。このお方は、はじめに神とともにおられ、人となって私たちの間に住まわれました(ヨハネ1:1; 1:14)。