神学、神学、神学:なぜリゴニア?
2022年06月21日(木)

神を知ることができるように

編集者注:これはテーブルトーク誌の「今のこの瞬間が永遠を変える」というシリーズの第一章の記事です。

神の導きにより、R・C&ベスタ・スプロール夫妻がリゴニア・バレー・スタディ・センターを設立したのが1971年のこと。それから50年経った今、ペンシルベニア州西部の片田舎で生まれた小さなスタディ・センターは、神の驚くべき恵みによって、世界中の何百万人もの人々に用いられる、信徒のためのティーチングミニストリーへと成長を遂げました。私が25年前に初めてリゴニア・ミニストリーズに出会ったとき、最も驚いたことは、リゴニアの働きが私の知る限り他のどのミニストリーとも違っていたことでした。私は即座に、スプロール博士が未信者の人々に福音を伝えることだけでなく、すでに信仰を表明しているクリスチャンに向けて福音を説くことに情熱を持っていることに気付きました。もちろん、彼の情熱はそれだけに止まりません。スプロール博士の関心は、クリスチャンが福音についてだけでなく、神のご計画の全て、神のことばの神学、その神学の歴史、そして彼ら自身の信仰をあらゆる面で弁明する術について、思慮深く考え明確に理解できるよう助けることでした。人々の想像の産物としての神ではなく、唯一の主権者、深い恵みと愛の聖なる神、聖書の神を、世界そして教会が知ることができるよう助けること ― スプロール博士の原動力はここにあったのです。 スプロール博士のミニストリーが始動して間もないころ、彼が目の当たりにしたのは、この世界の多くの人々が、その時々の一時的な問題ばかりに注目し、永遠の問題にはほとんど目を向けないまま生きる姿でした。この現実に問題意識を持ち、彼はより熱心に、人々が神を知り、そのことを通して何が人生で最も重要なのかを知ることができるよう働きかけました。さらに、神を知ることは、私たちの人生そのものが重要であること、私たちの実践が重要であること、そして神を知り、愛し、また神の栄光をあらわすことが、私たちの人生に意味と目的を与えるということを理解する助けとなります。これこそ、スプロール博士が情熱をもって神学を教えた理由の一つであり、私たちが彼に惹きつけられる理由の一つなのでしょう。というのも、博士が神についての難しい真理を喜んで教えようとしたのは、私たちのことを気にかけていたからこそです。スプロール博士は、私たちがごく表面的な神の “イメージ” で満足することを望みませんでした。私たちが神をより深く理解し、それによって神がいかに恵み深く、聖いお方であるかについて知ることを望んでいたのです。 スプロール博士の、神のことばに対する情熱と献身があったからこそ、リゴニア・ミニストリーズは今もなお、この世での人生そして永遠までも続く最も重要な問題について、大胆に探究するクリスチャンたちの集う拠点として用いられています。R・Cにとって「right now counts forever(今のこの瞬間が永遠を変える)」という言葉は、単なるキャッチフレーズでも、テーブルトークマガジンの洒落た一節でもありませんでした。この言葉を彼は心から信じ、私たちもまた信じることができるよう、彼は人生を捧げました。リゴニアとして、私たちはこの言葉が真理であると信じています。私たちの存在意義は、人々が神を知り、永遠に神の栄光をあらわすよう助けること― この一点に尽きます。


この記事はテーブルトーク誌に掲載されていたものです。

バーク・パーソンズ
バーク・パーソンズ
バーク・パーソンズ博士は、フロリダ州サンフォードのSaint Andrew’s Chapel(聖アンドリューズ・チャペル)の主任牧師、リゴニア・ミニストリーズの出版部門主任、テーブルトーク誌の編集者、並びにリゴニアの専属講師を務めている。彼はアメリカ長老派教会(PCA)の按手を受けた牧師であり、Church Planting Fellowshipのディレクターとしての役職もある。彼は『Why Do We Have Creeds?』の著者、『Assured by God』、『John Calvin: A Heart for Devotion, Doctrine, and Doxology』の編集者、そしてジャン・カルヴァンによる『A Little Book on the Christian Life』の共同翻訳者・共同編集者である。パーソンズ博士のツイッターアカウントは @BurkParsons