
わざの契約とは何か?
2026年09月25日(木)
なぜ愛するのか
2026年10月08日(木)昇天の前にイエスが与えられた約束とは?
イエスが天に昇られる前に使徒たちに与えられた最後の約束は、聖霊が彼らの上に臨み、彼らは力を受け、地の果てまで福音を伝えるようになる、というものでした(使徒1:8)。ルカは、使徒の働き2章を起点として、この約束が成就していく様子を記録しています。そこには、ペンテコステの日に聖霊が教会に降った出来事が語られています。
古い契約の下では、ペンテコステは、イスラエル人がエルサレムへ上ることを求められていた三大巡礼祭の一つでした(申命16章)。また、ペンテコステは七週の祭りとも呼ばれ、これは、過越の祭りの期間中、最初の安息日の翌日に行われる初穂の祭りから数えて50日、すなわち7週間後に行われたからです。ペンテコステは、旧約の時代における春の穀物の収穫の終わりを祝うものでした(レビ記23:4-22)。時が経つにつれて、ユダヤ人はペンテコステをシナイ山で律法が与えられたことと結びつけるようになりました。おそらくそれは、エジプトを脱出してから律法を受けるまで、およそ50日が経過していたためです(出エジ19:1)。
新しい契約の時代に移ると、イエスの死と復活の直後に迎えたペンテコステの日に、聖霊が神の民の上に臨みました。聖霊は、「激しい風が吹いてきたような響き」とともに降りました。ギリシャ語でもヘブル語でも、「霊」を指す言葉は「風」とも訳すことができます。聖書の中でも、聖霊の力強い働きが風や息の力として表現されています(エゼキ37:1-14; ヨハネ3:8)。風の音だけでなく、炎のような舌が目に見えて現れ、人々の頭の上にとどまりました(使徒2:3)。火は、神の臨在と、メシアが約束されたきよめのバプテスマを象徴しています(出エジ3:1-6; ルカ3:15-17)。
もちろん、聖霊は新しい契約のペンテコステの日より以前から契約共同体とともにおられました。古い契約に属する人々を新生させ、信仰の賜物を与えてくださいました。聖霊は、そのように働く必要があったのです。なぜなら、誰でも唯一の真の神を信じるには、いかなる契約の下にあろうと、御霊によって新しく生まれなければならないからです(ヨハネ3:3参照)。それでも、新しい契約における聖霊の体験は遥かに豊かなものです。なぜなら、今やすべてのクリスチャンが、奉仕のための聖霊の諸賜物を持っているからです。
この記事はリゴニア・ミニストリーズブログに掲載されていたものです。

